業務内容

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バイオガスプラントの
可能性調査・導入支援

地域の将来像をイメージし、関係者のコンセンサスを確保してバイオガスまちづくり計画を立案します。
バイオガスプラントによる原料の投入量やバイオガス発生量、ガスの利用方法、消化液の活用等の可能性調査と導入支援を実施します。
当社では事業の開始に関して、下図のようにコンセンサス形成から5〜6年程度の期間で導入に向けた取り組みを実施しています。
 
 

1.コンセンサス形成と基礎調査

 
バイオガスプラントによる事業について、重要なのは地域のコンセンサス形成です。関係者の協力なくして事業は始まりません。関係者との協議、セミナー、勉強会を通して、バイオガス事業についての理解を促す取り組みを進めます。また、アンケート等を通して事業への関心度や参加の意向に係る基礎調査を実施しています。
 
 

2. FS調査

 
基礎調査をもとに、参加の意向を示す事業者に対してヒアリング調査を実施し、事業モデルの検討と事業収支のシミュレーションを実施致します。
売電を前提とする場合は、電力会社に対して系統接続の可能性等の調査を行います。調査結果をもとに事業運営方法について提案、関係者の皆様の検討をサポート致します。
 
 

3.基本設計と建設事業申請

 
バイオガスプラントの建設仕様書を作成、基本設計業務を行います。
また建設にあたって補助申請のための書類作成等のサポートを行います
 
 

4.建設事業と工程管理

 
建設業者の選定を行い、測量、環境調査、地盤調査等を基に詳細設計業務(設計図書の作成、建設費概算)を行います。また、施工にあたっては、工事監理業務を行います。
 
 

5. バイオガスプラント稼働

 
プラントの管理、エネルギー利用(ガス、電気、熱)、原料収集や消化液散布の体制構築のサポートを行います。
 
 

 
 


 
 
 

バイオマス産業都市構想
策定支援業務

 当社では、地域に広がるバイオマスを活用した政策として、各自治体の方針となる「バイオマス産業都市構想」の策定に向けた支援を行います。バイオマス産業都市構想は、令和2年度 までに全国76地域が認定されました。そのうち当社では、15地域(全道シェア77.8%・全国シェア19.7%)に対して構想策定、アドバイスを実施致しました。 当社策定の構想は、家畜ふん尿バイオガスプラントの計画が多数を占めています。
 
 
 

研究開発

当社では、小規模バイオガスプラントの普及に向けて、独自のバイオガスプラントの研究開発を実施しています。
地域の施工業者が建設し、メンテナンスも可能となる地域人材によるプラント管理体制構築に向けた仕組みを提案しています。

 

 
宮崎県児湯郡新富町⼤字新⽥13777-1
(株)本部農場プラント

 

《 本部農場見学会 》

 

参加料金
 官庁・自治体の方 1名 1,000円
 一般の方 1名 3,000円
 

バイオガスプラントの視察・見学を希望される方は、事前に申込みが必要となります。
以下のいずれかの方法で、視察希望日の4週間前までにお申込みください。お申込み後1週間以内に当方よりご連絡いたします。
ご不明な点は、以下問合せ先にお気軽にお問合せください。
※日程は営農状況と見学希望者数によりご相談させていただく場合がございます。
 
①お問合せフォーム (ポップアップウィンドウが開きます)
お問合せ内容欄に、お客様情報/視察・見学希望の旨/希望日は視察可能な複数日・人数をご記入の上、送信ください。
 
②【PDF】視察・見学申込書ダウンロード / 【Word】視察・見学申込書ダウンロード
 申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、以下問合せ先にFAXまたはメールでお送りください。
 
【問合せ先】
バイオマスリサーチ株式会社 帯広本社
〒080-0802 北海道帯広市東2条南4丁目10番地
TEL 0155-26-0585 / FAX 0155-67-6307
E-mail: info@biomass-research.com
 
■ ご視察(見学)にあたっての特記事項
 ※構内見学の際は、危険回避のため案内者の指示に従ってください。
 ※視察(見学)時間は、施設概要30分、質疑・施設内見学30分の約1時間を予定しています。
 ※視察希望日の4週間前までにお申し込みください。お申込後1週間以内に当方よりご連絡いたします。
 ※申し込み状況によって、日時のご相談をさせていただくことがございます。ご了承下さい。
 ※入場時には防疫・消毒にご協力ください。

海外業務

当社は2007年の設立当初からJICA事業により、旧ソ連の一つであるキルギス共和国において、エネルギー生産と化学肥料の代替を目指した、バイオガスプラント導入支援を行ってきました。またその後も、これまで投棄されるだけだった家畜のふん尿を用いて堆肥を作る技術指導を実施し、堆肥の利用拡大と有機農業に対する理解促進、有機農産物の付加価値化に向けた支援を行ってきました。
2022年2月より、キルギス国立農業大学を対象に土壌や作物の分析に要する技術指導を実施しています。